原則として「弊社で手を加える必要のない完全データ」で入稿をお願いしております。
本ページの各項目は、印刷物の基本的なデータの考え方としてご確認ください。
★みなさまへのお願い★
データに不備・不明点があった場合は「メール」でご連絡をいたします。
オリジナルの印刷をするにあたって、確認というのは発生しがちなものですので、
新規のお客様も、よくご利用いただいているお客様も「メールで何か連絡があるかもしれない」とご認識おきください。
★データを「送る前」のお願い★
●印刷に不要なデータは含めないこと、どれが印刷データか判断できないご入稿もお控えください。
特にPDFとPPTをどちらも入稿された場合はPDFデータを優先します。一字一句の比較はいたしません。
●モニターで見た色と紙の現物は色の出方が違います。モニターの色と合わせることはできません。
個人ごと、所持するモニターも、色や明るさの設定も違いますのでご理解ください。
●過去の色と同じというご希望もご対応できかねます。印刷は環境の影響を受けやすく
同じタイミングでないと色の微妙な変化が起こります。
●容量の軽い見本画像では印刷できません。データ制作の方に「印刷データと見本」を
あらかじめ圧縮ファイルで1つにまとめて貰っていただき、そちらをご入稿ください。
●レイヤー分けでの入稿は禁止です。レイヤー「非表示」で表・裏を入稿するのはおやめください。
●データ不備=弊社の不備ではございません。
「送ったデータを間違えた」「リンク画像を埋め込み忘れた」「フォントをアウトラインしていなかった」等
弊社で察知できないこと、データを開いた時にエラーがでなければ気づくことができないことがございます。
入稿データは、よく見直すこと(圧縮した後も解凍してみる等)ご協力ください。
「確認用(見本)データ」の取り扱いについて
・ほかのパソコンで開くと画像の抜けやフォントの置き換わりなどの影響を受けるデータ、
代表例としてイラストレーター等はお客様のご判断にて、確認用データを一緒にご入稿ください。
必須ではありませんのでイラストレーターのみでも確認データとセットでもどちらでも結構です。
・確認用データは大きな画像の抜けが無いかなど第三者が一見して気づく範囲の確認になります。
小さい写真、マーク、罫線、文字の一言一句の比較などはしておりませんので予めご了承ください。
■目次■
▶基本的なデータチェック
▶断裁ズレ
▶サイズ・ぬりたし
▶色数・カラーモード ※チェック対象外
▶文字のアウトライン
▶画像の状態
▶オーバープリント ※チェック対象外
▶加工指示
<主なチェックポイント>
・ご注文とデータの種類数が合っているか
・ご注文とデータのサイズが合っているか
・断裁位置ギリギリで切れてしまう文字などがないか
・「ぬりたし」があるか(背景が白地のままで、端まで罫線など伸びていなければ「ぬりたし」なしでもOK)
・フォントのアウトライン化をしているか、画像の埋め込みはされているか(主にイラストレーターのデータ)
・名刺やチラシ等は「カラーorモノクロ」指定が合っているか (サインディスプレイ商品はカラー/モノクロ同額のため指定不要)
<よくあるデータの不備>
・データサイズ(比率)が注文と合っていない
・レイアウトの崩れ(入稿の前に必ず「送るデータを開いて見る」ようお願いします)
・見本画像だけの入稿(粗くて印刷できません)
・ガイド線が付いたまま(仕上り位置を囲うような線は削除しておいてください ※四隅のトンボは残してOK)
◆関連項目 定型テンプレート 作成ガイド (Adobe) / 作成ガイド(office) PDFデータについて
◆よくあるご質問 データのご用意について 仕上り・色について 解像度・線について
印刷物は、まず素材の大きな紙に印刷されてから、ご注文サイズに断裁して仕上げています。
その断裁のとき、刃先の微妙な流れに影響されたり、紙の収縮などが原因で若干の断裁ズレが起こります。
断裁の誤差をゼロにするということは大変難しく約1~2mm前後の誤差は作成上必ず発生いたします。
そのため切れては困る文字やデザイン・文字は端ギリギリではなく最低でも3mm内側に配置をお願いします。
また背景色がある場合、飾りや罫線が端まである場合は下記「ぬりたし」を付けてご入稿ください。
※小数点以下の仕上がりは対応外です(例:1000.1mmというカットはできません)。
ご注文とデータのサイズが一致していない場合や、仕上がり位置が不明の場合は、
「おまかせデータ修正サービス」の利用の有無を確認し、
それでも不明瞭な場合は、お客様へ確認をしてからの生産となります(進行保留)。
また、印刷物のデータは「ぬりたし(塗り足し)」と呼ばれる若干の伸ばしが必要です。
仕上がりの端まで背景色がある/飾りや罫線がある場合、上記「断裁ズレ」が起こるため
仕上がりの外側にも 約3mmほど背景色or飾りや罫線を伸ばしておく必要があります。
注文とデータのサイズが不一致(進行保留)
※「比率」が合っていれば、ご注文サイズに合わせて拡大・縮小することは可能です。
仕上がり位置が不明の時も生産に進めません(進行保留)
ぬりたし(塗り足し)が無い場合は、印刷や仕上がりカットのズレで白フチが出る場合あり(ケースバイケースで進行保留)
※どうしても塗り足しが伸ばせないデータ等、ケースバイケースでデータ全体を少し拡大して進行します。
印刷・出力のカラーモードは、CMYKでお願いします。
もしRGBで色を設定された場合、お客様が制作されたイメージと印刷結果が大きく異なる場合がございます。
ご入稿の印刷データ・画像がRGBのカラーモードの場合、弊社でCMYKに変換しますのであらかじめご了承ください。
RGBデータは不備としては扱いません。特に連絡はしておりませんので事前のセルフチェックをお願いします。
(PowerPoint等で作成されたご入稿データもRGBの色の設定のため、弊社でCMYKに変換いたします。)
もし、ご注文が「片面モノクロ」→ご入稿データが「片面カラー」等はご連絡をする場合がございます。
お客様がモニターで確認した色・明るさと現物の色・明るさは違う場合がございます。
個々に所持するモニター(メーカーや明るさ設定)が違いますのでご理解をお願い致します。
安全を期すようであれば、事前に小さいサイズなどで1枚ご注文をして頂くことを推奨しております。
なお印刷結果は、印刷機のコンディションや天候・気温により左右されます。
イメージと色が違う、前回と色が違うということが起こる場合がございますのでご理解をお願いします。
特にモニターとの色の違いでの再印刷は対応しておりませんので予めご了承ください。
弊社に無いフォントが使用されていた場合、フォントが置き換わってしまいます。
その場合はフォントの埋め込みやアウトライン化をして再入稿をお願いすることがございます。
以下の状態の場合は、お客様へ確認をとるため生産に進むことができません。

オーバープリント設定はトラブルの原因となりますので、チェックは外すようにお願いします。
オーバープリント設定については「データチェックの対象外」となりますのでご注意ください。
また、白抜き(カラー設定値が0)は特に注意をお願いします。画面上ではきれいに白抜きされていても、
実際に印刷すると、白抜きが無くなる場合があります。
この問題は「オーバープリントプレビュー」機能にて確認していただくと解決できることが多いです。
ご入稿前には必ず、オーバープリントプレビュー機能にて、再度ご確認をお願いします。
折りの表裏の指定やミシン目の位置など、加工の指示が不明な場合は生産に進むことができません。
弊社指定のテンプレートをご用意しておりますのでご利用ください。
◆関連項目 定型テンプレート 作成ガイド (Adobe) / 作成ガイド(office) PDFデータについて
◆よくあるご質問 データのご用意について 仕上り・色について 解像度・線について





