
印刷の色はどのように出ますか?

印刷の色や明るさは、原則「出なり」弊社の出力機なりの結果となります。
個人ごとにデザインを確認している環境(モニターのメーカーや明るさ設定など)が違いますので、
それに合わせて印刷するというのは現実的にとても難しいことでございます。
モニターで見た色(データ)と印刷物(現物)は、色や明るさが違う可能性がございます。
モニターで見た色と現物が違う、というお申し出はお受けできませんので
上記の理由をご理解いただきますようお願い申し上げます。
また前回と同じ色は確約ではございません。
印刷物は同じタイミングの出力でない限り、色の出方の違いが避けられません。
基準の範囲内で、前回よりわずかに赤寄り、青寄りという誤差はございます。
印刷結果は「都度、出なり」ということ、あらかじめご了承をお願いします。

PDF校正でも色の確認はできませんか?

PDF校正は仕上がりの傾向を見て頂くものですが「色や明るさ」を正確に見れるものではございません。
上のQ&Aと同じですが、個人ごとにPDFを確認する環境(モニター)が異なりますので、
モニター確認(=データ)と印刷物(現物)は、どうしても色や明るさの違いがございます。
PDF校正(=モニター確認)は、送ったデータが間違いがないか、
おおよそ仕上がりの傾向を見るものとしてご理解をお願いします。

テスト印刷はできますか?

弊社の場合、テスト印刷は現物のご購入になります。
例えばポスターでしたら、本番がA1の場合、テスト印刷としてA3をご購入いただき、
テスト印刷用にA3にリサイズしたデータをお送りください。
納品されたテスト印刷を見て、必要があればデータの微調整をお願いします。
もしテストしてみたいデザインが複数ある場合は、
デザイン全体or気になる部分をテスト印刷用にレイアウト組みしていただき、
それを1枚印刷してみる、という方法でコストをおさえる方もいらっしゃいます。
屋内用ポスターと屋内用パネルは、同じ印刷用紙を使いますので、
最初からパネルでは無く、ポスターでテスト印刷して見るという方法もございます。
小さいサイズがない商品はお見積りからテスト印刷として希望のサイズと用紙をご相談ください。
注意点としまして、印刷は気候や室温など環境の影響を受けやすいため、
厳密にいいますと同じタイミングでないと同じ色ではございません。
テスト印刷は、モニターと現物の色差がどの程度かの確認としてご利用ください。
またテストから本番までの間隔は、1カ月以内を目安にお願いします。

RGBデータでもよいですか?

基本的には「CMYKカラー」でご入稿を推奨しています。
弊社の印刷では、RGBはCMYKに変換されるものとお考えください。
この変換によって、想定していたよりも遠い色に置き換わる場合があります。
RGBデータは不備として扱いません。変換の件は「データチェック」のページでも注意喚起をしています。
office系ソフト(パワーポイントやワード)使用のデータは、RGBデータになりますが、
CMYKに変換されることをご了承ください。モニターでは再現できた蛍光色なども、
色が置き換わって「色がくすむ」ことをご理解お願いします。
詳しくお知りになりたい場合は、Q&Aで説明しきれない事例が多数ありますので
インターネット検索で「RGBとCMYK」などのキーワードで解説サイトをいくつかご確認ください。

仕上りサイズで気を付けることはありますか?

印刷物は工業製品のような精密なものでは無く、若干のズレが生じてしまい回避できません。
上下左右に0.5~2mm程度の誤差は発生する可能性があります。
紙は水気を吸いますので、配送中の湿気による紙の伸び縮みもわずかにございます。
若干の誤差が起こることも想定して、デザインのレイアウトをお願いします。
仕上りのサイズが小さいほどズレが目立ちやすくなります。
切れて欲しくない絵柄や文字はなるべく端を避けて、より内側に配置してください。
※小数点は対応できません(例:100.1mm×100.1mmにして欲しい等)

届いた商品のデザイン上で、同じ色の出方が少し違うように見えますが何が原因ですか?

例えば「写真の黒」にあわせて「背景の黒」を敷いている場合、
目視で同じように見えても、CMYKのパーセンテージがそろっていないと、
印刷機は色を正確に読み取りますので、濃淡の違いなどが出ることがあります。
写真の黒の色をスポイトツールなどで抽出して、
同じ色にしたいところはCMYKも完全に合わせるようにデータ制作をお願いします。
RGBとCMYKの画像が混ざっていないか、確認と修正などもお願いします。
※スポイトツールという機能は、イラストレーター等のデザインソフトの機能です。
デザインソフトおよびスポイトツールに類似した機能が無い環境でデータ制作をした場合は、
色の濃淡の差は避けられませんので、あらかじめご了承ください。
※客観的に見て、同じ色をご想定である場所同士の色差が激しい場合、
サービスで合わせることがありますが、毎回気づくとは限りません。
また点数が多いとサービスの範疇に収まりきれません。
ケースバイケースになりますので、この点もご理解をお願いします。
すべてのデータにおいて、印刷用にデータを整えることはしておりますので、
その作業をフィードバックはしておりませんので、あらかじめご了承ください。